急遽、ブログを書くことにしました。
さて、今回は
大阪南部の「泉北高速鉄道と南海電鉄の乗り継ぎ区間で乗車している方」が対象になります。
泉北高速鉄道の各駅から南海電鉄の各駅へ乗り継いで乗車される場合について、定期券と普通乗車券とどちらが得なのか、ボーダーラインをお示ししたいと思います。
以前書いた内容は以下の通りです。
2023年10月から料金改定があります。
これに関しては半年前位から(かな?)ずーっと告知されていました。
その際に、私なりに計算して、結局のところ、「私はPITAPAで普通乗車」した方が得であることがわかっていました。
なぜかというと、理由が2つあります。
1つ目は「南海・泉北乗り継ぎ割り」
2つ目はPITAPAの「乗車区間割引」
です。
これがある限り、まぁ、定期には負けんだろ!?って思っていました。
計算してみると案の定でした。
中百舌鳥駅は、泉北線も南海戦も共有駅なんですが、泉北線の終着駅が中百舌鳥なので、乗り継ぎ割りはありません!
で、今のタイミング(旧料金で定期券を買えるのが残り1週間)でなぜ文章に表したのか?
実は、私の同僚が、三国ヶ丘ー泉ヶ丘区間の定期を買った、というので「えっ?なんで?」ってなったんですよ。
あれほどPITAPAなら定期より普通乗車の方が得だ!って言ったのに・・・。
話を聞くと、泉ヶ丘だけでなく、光明池、和泉中央にも系列の教室があるのですが、そちらにも授業で向かわなければならなくなったらしいのです。
でも冷静に考えたら1ヶ月に同じ運賃区間を往復で5日以上利用するなら6日目から10%OFFなので、それでも定期を買うよりお得なんだけどなぁ。
9月30日までなら旧料金で最大2024年3月31日、いや、2024年4月14日まで買えるのかぁ。
魅力に感じますよね。
企業もそれを狙ってますよね。
うちも9月中に定期を買うように会社から指示されたよ(笑)
さて、定期券よりも普通乗車券がお得なのは何日利用した場合なのか?
<三国ヶ丘ー泉北線各駅>
・6ヶ月定期で比べた場合
深井
定期:旧料金67,400円
120日往復普通乗車券:67,200円
121日以上利用される場合は定期がお得!
泉ヶ丘
定期:旧料金76,200円
119日往復普通乗車券:76,160円
120日以上利用される場合は定期券がお得!
栂・美木多
定期:旧料金85,000円
118日往復普通乗車券:84,960円
119日以上利用される場合は定期券がお得!
光明池
定期:旧料金89,480円
117日往復普通乗車券:88,920円
118日以上利用される場合は定期券がお得!
和泉中央
定期:旧料金98,390円
117日往復普通乗車券:98,280円
118日以上利用される場合は定期券がお得!
これで判断すると、栂・美木多以南の3駅から通勤する場合、118日以上利用する場合は定期がお得なんですが、PITAPAをお使いの場合、「乗車区間割」が発生します。
これを利用した場合
深井までなら127日利用なら定期を購入するよりも安くなる計算になります。
泉ヶ丘なら125日、栂・美木多なら124日、光明池も124日、和泉中央なら123日
以上の日数を利用なら定期を買うよりも安くなります。
しかし「堺東ー泉北線各駅」は、利用日数によっては定期の方がお得という数値が出ました。
実は「堺東ー泉北線各駅」の場合、どの駅からも110日利用なら普通乗車がお得で、111日以上利用される場合は定期がお得、という数値が出ました。
PITAPAの乗車区間割を利用したとしても全駅116日利用なら定期よりもお得になり、117日以上利用の場合は定期がお得となりました。
これは・・・何かの陰謀か?(;^_^A
お役所勤めの方なら、10月1日から3月31日まで、週休2日の暦通りの休みをとった場合、恐らく119日出勤日があるので、PITAPA利用でもお得日数が3日も超えてしまうので定期がお得でしょうか。
しかし!
もし、有給休暇を取得せよという命令がでて、この半年間に、3日以上の有給休暇を取得する場合、ギリギリ普通乗車券利用がお得というような状況です。
結果、堺東から泉北線の各駅の乗車をご利用の皆様は、どうするか難しい判断が求められます。
最後に、「難波ー泉北線各駅」利用の場合、PITAPA利用であれば、125日利用でも定期より普通乗車がお得という結果になりました。