塾講師の悩み解消応援!教室で使わなくなった教材の処分方法は!?

塾講師サポ

皆さんの教室ではどうされていますか?

余った教材の処分方法

今日はこの余った教材の処分方法で困っておられる先生方に、どのような処分方法があるのかをご紹介します。

処分の話なら必要ないわ

という方には不向きな内容ですので読み飛ばしていただいて結構です。
では始めます。

原則的には学習塾に廃棄する教材はない

大量の教材を購入したとしても、取引している教材会社に返品できる制度があります。年度末までに不要教材を丁寧に梱包して教材会社ごとに返品すれば、元値の何割かのお金が戻ってきます。この辺は教材会社と塾との取引状況で変わります。

私も勤務時代は都度教材の返品をしておりました。教材の返品に詳しくなりすぎて会社の教材担当にまで上り詰めましたが(笑)。

でも実は、返品できない教材は存在します。教材会社が発注可能教材リストをくれるのですが、その中に返品可、不可を一緒に記載してくれていました。よりによってこの返品不可教材を塾で使用すると決定された日にゃ、こっちは注文数を本当にぎりぎりの数まで絞って、絶対に廃棄させない、という腹積もりで注文していました。まぁそれでも余剰教材は絶対に現れるんですけどね・・・。

だから、会社勤めされている皆さんは、返品する教材のタイミングは絶対に連絡が来ますから、その連絡に従って都度梱包して返却してください。さらに「返品不可」という教材を余剰在庫が出ないように注文してください。これはある意味、教室運営者の腕の見せ所です。

それでも余剰教材が出てしまった場合は廃棄する前に上司へ報告しましょう。

処分の前に所有権の問題

会社が所有するものを勝手に破棄することはできません。これは個人事業であっても同じです。会社に所属する教室運営者は、決裁権のある方の決済をもらって教材を処分するという裁定をもらう必要があります。

私も以前、会社勤めしているときに、使用不可能な教材を処分する際に古本屋へっ持って行って多少なりともお金に換えるのはどうか?と提案したことがあるのですが、使えないような教材を古本屋へもっていっても二束三文で労力だけ使うので無駄、と言われて結局、廃棄業者を呼んでお金払って処理してもらっていました。

先にも書きましたが、処分の前に教材会社へ返品できるようになっています。それでも不要教材が出てしまうということは、厳しい言い方ですが、あなたの教室運営者としての能力が問われますよ。だって、破棄するということは会社に損害を与えるわけですから。場合によっては顛末書付きで決裁を受けなければならない場合もあります。教材を捨てるということはそこまで重大なことだとここで悟ってください。

話は戻りますが、所有権に関しては、上司の決裁をもらって上司の言うとおりに処理しなければなりません。転売の話をしましたが、上司がするな、といったのであれば、してはならないのです。

ただし、いったん廃棄業者が持ち帰った教材を個人的に譲り受けることは可能だと思いますが、私も法律に詳しいわけではないので、どうしても廃棄する教材を転売に回したいとお考えの場合は一度法律相談を受けてください。

気軽に法律相談ができるココナラのサイト内の法律相談は有難いので、ご利用されてみてはいかがでしょうか。

上司から転売の許可を得て、それでも転売するのであれば

①フリマサイトで販売

メルカリ・ラクマ・ヤフオクなど、フリマサイトで自分が使っていた塾教材を販売している人が非常に多いのを見かけます。捨てるならたとえ100円でも儲かれば・・・と思ってのことなのでしょう。古本屋へもっていっても、古本の価値は恐らく0円だろうと考えられます。これは次の古本コーナーで話します。

さらに、仮に売れたとしても、100円のためにきれいに梱包して、封筒を購入して、配送業者まで持参して・・・と、手間賃だけでどれだけ稼げるんだ!というくらい「手間」がかかります。それで儲けが100円。どうですか?

もっと金額あげりゃいいじゃん!

金額が上がれば売れる可能性が低くなります。余談ですが、私が個人的に買った高校入試の対策用問題集を、今後使用しないと判断して新品状態で出品してみましたが、1000円で買ったものが売れた金額が500円です。送料込みで。梱包材付封筒購入、送料200円を差っ引くと儲けは200円ほどでした。

私はあまりこの方法はお勧めしません。

②古本買取に持っていく

社名を出しますが、Book off に持っていきました。教科書変更前の英語・数学・理科・国語教材を20冊程度と国語辞典と漢和辞典に英和辞典を持っていきました。500円くらいにはなるかな、と思っていましたが、結果は100円にもなりませんでした。理由は、まず科目教材は使用された教材で保存状態が悪いことで全部0円でした。国語辞典が20円、漢和辞典がちょっと状態が良かったので40円、英和辞典が20円。合計80円でした。

以上より、新品で保存状態の良いものは高く買い取ってもらえそうです。廃棄教材の状態が良ければ、それなりに金額は期待できそうですが、二束三文のような買取価格にちょっと不満を覚えます。さらに大量に持ち込んでも疲れるだけです、ホンマに。一応、サイトのご案内をしておきます。

③教材買取専門にお願いする

なんでも買い取ってくれる古本屋とは一線を画します。予備校の教材を買い取ってくれたり、大学の専門書を買い取ってくれたり・・・とにかく市販されていない教材を専門に買い取ってくれるサイトがあります。私も過去に利用したことがあります。転勤先の教室に何年も前に使用していた教材があってそれを廃棄業者を呼ぶとお金がかかるので、この買取専門業者を利用しました。今となってはズルい利用方法だったと反省しています。

どういうことかというと、宅配業者の配送料は業者もちで、何箱でも送れたんですね。先に電話でも確認していたのですが、買取できない本はどうするのか聞かれて、「そちらで処分してください」とお願いしたんです。つまり、送料無料で教材を送って、買取できない教材は業者が処分してくれる。さらに、買い取ってくれたらお金を振り込んでくれる。こちらにとってデメリットは全くなかったんです。

大学受験参考書・赤本、予備校テキスト専門買取サイト。
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https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=35O5AU+GAG51M+33C2+691UR

これですね。
登録にちょっと手間かかるんですけど、一度登録しておけば、2回目以降はサッと手続きできるのでめちゃくちゃ楽です。なんでも最初だけは面倒ですから、ここは忍の一字でお願いします。

結局1500円ほどになりました。A4を2列で入れられる箱で4箱送って1500円。これこそ手間かかるやん!って思われましたか?いらない教材は向こうで処分してくれる(捨てられるだけ)ですから、捨てるよりはいいと思いますけどね。お金もかからないんで。もしよかったら一度考えてみてください。ただし、サイトに、「買い取れません」って書いてある教材もあります。よく確認してください。上の学参のバナーをクリックするとサイトに飛ぶので確認できます。

まとめ

ということで、今回は使用できない教材の処分方法を簡単に紹介しました。

① 処分する教材は原則ありません!
必ず教材会社に返品できる期間内に返品しましょう。

② 返品できない教材を購入する際は、余剰が出ないように注文しましょう。
余剰が出なければいいんです。送料がかかっても追加注文で対応しましょう。
なければ追加注文、これで返品不可教材は乗り切れます。

③ それでも教材を廃棄する場合
フリマアプリは労力のわりに実入りが少ないです。
古本屋は保管状態で判断され、しかも二束三文の値段で買い取ってくれます。

④ 専門書買取専門のサイトで買い取り
送料無料で教材を送れる。
買い取れないものは業者が処分してくれる。
お金が一切かからないし、買い取ってもらえば、入金も期待できる。

ということで、不要教材の処理の仕方、参考になりましたでしょうか。

もしお時間があるようでしたら
副業の話も読んでみてください。

【塾講師の副業応援!】身の回りに転がっている「金の成る木」を見過ごすな!
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