塾講師が転職を考える原因となる10の理由

講師転職サポ

今塾講師をされているみなさん、お勤めのその塾、やめてやろう!って思われたことありますか?「そんなことない!」とおっしゃる方はこの先読まなくて結構です。また、塾講師をやめたやつのいわゆる負け犬の遠吠えと思われる方も読まなくて結構です。本気で辞めようかどうしようか悩んでおられる方、この文を読んでやめることに踏ん切りをつけたい人は是非読んでいただきたい。なぜか?ご自分の身を守るためです。

目次から読みたい内容をチョイスしてお楽しみください

辞めたくなった理由は何か

実際にやめたくなる理由を列挙してみたいと思います。気に入った内容があればシェアください。

①拘束時間が長い

塾講師の全員が拘束時間が長いと言っているわけではないのですが、責任を負わされるにつれて業務量が増えて勤務時間内に消化できないという事態が発生してくる、ということを念頭において以下お読みください。

 ・終業時間内に終わらない業務量

就業規則では13:00~22:00と書いてあっても、実際には、午前から出勤して準備をしないとその日の業務が終わらない。あるいは突然上司から何かの作成を依頼されて、それを作るために早く出勤しなければならない。こういうことが”当たり前”なのが塾講師の世界です。また22時に終業を迎えたとしても、保護者から電話がかかってくることもあり、そこから1時間くらい話し込めば23時。

私が勤務していた教室は山奥だったので都市部に向かう電車の最終便が23:30とかで、帰宅できるかどうか危うい時もありました。同僚の話では、私が勤務していた教室の歴代の教室長はみんな車出勤で、電車で帰ることなどできなかった、とのことでした。私も例にたがわず同じ状況でした。タクシーで帰ることもありましたし、妻に迎えに来てもらうことも多々ありました。

車で出勤したらいいのに、と言われましたが、就労規則で原則公共交通機関を利用、と書いてあったので、電車とバスを利用しているのに、23時を超えることが多いので車で出勤してもいいか?と上司に相談したら、なんで23時回ることが多いのか、こんこんと説明を求められて、業務改善の指導を受けて、22時30分までに教室を出たら電車で帰ることできるね、と丸め込められました。実際にはそのように業務改善できませんでした。都度相談すれども上司の返答は同じ。やめたくなる理由の一つでした。

 ・保護者懇談会は相手の都合になる

受講生の指導成果の報告会を行う塾は多いはずです。私が勤務していた塾も年に3回実施していました。

懇談会の実施時間は勤務時間内に設定するのですが、17時以降は授業があるので13時から16時までに懇談を実施していました。しかしどうしてもその時間では都合のつかない方もいらっしゃいます。仕方なく先方の都合で10:00から出勤して懇談を行ったことも多々ありました。

話が30分で終わるか60分かかるかわからないのに事前に残業申請しないといけません。私はだいたい30分で申請していましたが、30分で終わらないことも多々あって、事前申請と事後報告で時間数違いが発生してよく上司から「きちんと時間数を申請しろ」と指導を受けたものです。

事前に話する内容を決めてないから時間が伸びるんだとか話す内容をレポート型にしていないからわかりにくい話になっているんだとか…、いろいろ言われたもんです。で、その上司はというと何分話していてもおとがめなし…。こういうことも実体化しているのがこの業界の特徴です。これも辞めようかなと思った理由です。

 ・長期休みの勤務時間はあってないようなもの

夏休み、冬休み、春休みは季節講習会の時期です。この期間は午前から授業が始まる塾も多く、例えば朝9時から授業開始。昼食は塾で食べる。午後からも授業。夕食も塾で食べる。夜の自習室を経て、22時を迎える、という塾もあります。

勤務時間はどうなってるの!?って思いますよね。これでも拘束時間はだいたいですが8時間に調整されています。例えば、9時から12時まで3時間勤務します。その後、17時まではフリーの時間となり、拘束から外れます。タイムカード上も「外出」を打刻します。そして17時に改めて拘束時間になります。タイムカードの打刻は「再入」を打刻します。これで最終の22時に終業の打刻をする、という形で調整をしています。

12時から17時まで拘束されないのであればいいじゃないの、と思いますよね。実際に講師は何をしていたかというと、問題を作っていたり、保護者に電話をかけたり、と仕事をしているのが現状でした。教室の外へ出て好きなことしててもいいんです。でも外へ出ていくことが「悪」のような雰囲気になってしまっているのもこの仕事の闇の部分かもしれません。

1人教室長で運営している(ワンオペ)塾では、こんな感じで朝から授業を行うことは本来であれば不可能なのですが、午前中はアルバイト講師に運営を任せて、教室長はいつもの時間に出勤するという形で講習期間を乗り切るのが常套手段です。私はアルバイトに任せていてもし何かあった際にそのアルバイトに責任を負わせるのか?という考えがあったので絶対に私のいない間に教室を開けることはしませんでした。結果、講習期間中の残業申請はNo.1の成績でした(笑)。夏休みの残業申請は一番多くて40時間ぐらいあったと思います。この時はさすがに役員がやってきて、こんこんと説教されました(;^_^A

受講生ファーストを貫くと勤務時間との戦いが常に発生します。アルバイトの求人欄に「教育に対して熱意のある方」みたいな文言があったとしても、労働基準法を無視して教育に熱心になれ、と言っているわけではないです。でも採用側は時間外でもサービス残業してくれる人材を求める!くらいの感じで採用活動をしている塾もある、ということをお知りおきください。特に夏休みがやって来ると憂うつになって辞めたいと思うことが多くなりました。

②土日出勤が当たり前

この理由は説明するまでもないのでしょう。土日は学校が休みだし、定期テストの直前や入試の直前に土日を閉めている塾などほぼ見ないのではないでしょうか。でもこれが原因で友人関係に疎外感が生まれ、さらには休みの日まで会社の同僚と一緒に出かける(遊びに行く)のも気が引けるので、一人でいることが増える。塾講師にありがちな、ギャンブルに陥る人ゲームに明け暮れる人、が多いように思うのはこういった背景があるからではないかと考えます。

 ・学校が休みなので塾で勉強する

土日は学校が休みです。塾の稼ぎ時といえば稼ぎ時なのですが、実は土日営業に問題もあります。土日の勤務をよしとしないアルバイト講師も多いということです。アルバイトの大半は学生です。土日は友達と遊びに行く約束をしている人も多いです。その誘いを断ってまで塾で働く人は我々にしてみれば滅茶苦茶ありがたい人という位置づけになります。

こんな人ばかりならいいのですが、実は講師手配の問題だけでなく、生徒の問題もあります。土曜日にクラブ活動を行う学校も多いので、昼間から授業を組めない生徒も意外と多い。すると土曜日であっても夕方以降の時間に授業が集中するようになり、個別指導塾などでは、席が満員になります。土曜日にまとめて稼ぎたいと思っているアルバイトにしてみれば本末転倒な状態が発生し、思っていたよりも稼げないから別のアルバイトを探す、といって先生も離れる。こんな事態も私は経験しました。最終的には土曜日勤務可能講師の数が減り、平日に移動できる生徒は移動してもらい、それでも土曜日でないと受講できないという生徒を私が引き取りその授業準備で金曜土曜はほぼつぶれていた、という教室運営をしたこともありました。

これに対して上司が何か手を貸してくれれば良かったのですが、上司から言われたのは「そういう先のの見通しが甘い運営するからこういうことになるんや。」というお叱りの言葉。この言葉を聞いたときに、全部自分の責任なんだ。泣き言を上司に相談しても叱るだけなんだ、と思い込んでしまい、それ以降こういう状況になっても相談しなかったし、またこういう状況にならないように運営しました。上司に恵まれなかったのでしょうか?この話でいつも憂うつになりいつか辞めてやる!と思っていました。

 ・集客イベントのために出勤

塾のホームページやチラシを見ていただきますと、「特別企画◎△□」みたいなイベントは、恐らく土曜日に組まれていることが多いと思います。日曜日にイベントを実施する塾もありますが、塾のテスト大会を実施している場合が多いです。なぜ土曜・日曜にイベントを行うのかというと、保護者が休みで子どもを連れてイベントに参加して子どもが気に入ったらそのまま入塾する、というモデルが20年も30年も前から変わってないんです。生活様式も変わって考え方を改める塾も増え始めていますが、平日にがっつり授業を組んでいる塾はどうしても土曜日しか空き時間が無いので仕方なしにイベントは土曜日となっている部分もあります。これが土日出勤が当たり前になっている理由です。

最近は、日曜日休みの塾も増え始めました。その理由は、日曜日は生徒も家族と過ごせるように配慮して、とありますが、その裏側には、講師も家族と過ごす時間を持てるように、という配慮の方が大きいのです。さらに、働き方改革によって、週40時間以内の労働時間を確立するために日曜日を完全に閉める動きになってきています。

 ・テスト期間は毎日営業

5月GW明け、6月末、10月中旬、11月末、1月末、2月末、これが大まかな定期テストの日程です。この時期は、2~3週間ずーっと教室をオープンしている塾もあります。理由は、中高生が自習学習をしに来るからです。20年ほど前なら、この時期に生徒の友だちを連れて来させて、一緒にテスト対策の授業を受講させて、テスト後電話をかけて勧誘することをよくやっていました。イベント=テスト対策の授業だったのです。そのために自作の対策プリントをよく作りました。もちろん、著作権違反で。この時に、過去の問題を使って、80点以上とれる状態に仕上げて帰宅させる、エンドレス方式のテスト対策もやりました。今ならというか当時もですが、こんなテスト対策講座をやっていたら行政指導食らいますよね。

今も「自習学習プリント」と称して定期テストの過去問を生徒に配っている塾はあります。少なくとも私が以前勤務していた塾ではそれをやっていました。今はどうか知りませんが。過去問を使わずにテスト対策をしようが、過去問を使って対策をしようが、定期テストは学校の問題集を2~3回問題を解いて、塾の教材も同じくらい解いて、塾の教材ならテストによく出る問題も載っているので、それも2~3回練習すれば80点はとれます。問題はその時間をいかに確保するかです。その際に特典として自習室に来たら先生がいるから質問できます!と触れ込むからどうしても土日に塾を開ける必要が出てくるんですね。

こうなってくると、無料で質問できる放課後勉強会の先生と同じ立場になってしまいます。放課後学習会の先生は本当にボランティアで運営しているところが多いですが、塾は営利目的です。質問に答えるのもタダじゃ無いよ!って30年前は言ってたんですけどね。今そんなこと言うとだーれも塾に来なくなるでしょうね。だから譲れても塾生になったら土日の自習室で無料で質問できるなら私はギリギリセーフかな、と思って運営していました。そしたら上から圧力がかかって、テスト対策の時に友だちを誘わせろ!と言われて強制的にチラシも作らされて、それで連れてくる友だちはぜーったいに入塾してほしくない友達を連れてきて・・・。悪循環が始まるのです。これも辞めたくなる理由でしたね。

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③塾生勧誘活動が多い

普段の教師長の仕事は、塾生募集のためのチラシ配りの準備です、と言っても過言じゃないですね。特に小規模塾の場合、チラシ配りを業者に発注するお金すら節約になるので自分で準備してそれを持って配りに行く、の繰り返しです。

 ・校門前ダイレクトハンド

学校の前でチラシを配ることが大半です。授業準備の時間を割いて透明の封筒にチラシと消しゴムなどの景品を入れる作業をします。準備する個数は一度に100程度ですが、これを毎週行うわけです。

私も新年度が始まる2月、3月、4月、夏期講習会前の6月、7月、2学期直前の9月、冬期講習会前の11月、12月には学校の門の近くでこっそりとチラシを配布していました。このチラシ配布もクレームの元で、子どもに渡したがいいが、消しゴムだけ抜き取ってチラシを平気で溝や道路に捨てていく。そのチラシを拾った近所の方からお叱りの電話が入る。改めて学校の周りに落ちているチラシを拾いに行く。こんなことを良く繰り返しました。

更には、チラシを強引に渡されて子どもが困惑している、という主旨の電話もかかってきたことがありました。今度うちの子に渡したら訴えますからね!とまで言われたこともありました。こんなことまで言われてこんなことやりたいと思いますか?嫌で嫌で仕方なかったです。

 ・ポストにチラシ配り

ご家庭のポストへ直接チラシを配布するのも教室長の仕事です。2度業者のチラシ配りを依頼しました。1000通準備して業者に依頼して配達してもらうのですが、業者は配達禁止のところには入れない、と言い切ったにもかかわらず、配布禁止のマンショにもチラシを入れて、そのお叱りの電話が塾にかかってくるということがありました。

もうこうなってくると業者も信用できない状況になります。業者にクレームを入れる。業者はそんなことはやってないと言い張る。でもクレームがあった事実を伝えると、たまにそういう家もある、と逆に諭される。もうええわ!と言って次回から頼まなくなる。自分でやらざるを得なくなる。悪循環が始まります。

生き物の性質上、嫌なことからは回避する能力が身についています。このチラシ配布に時期が来ると私も憂うつで仕方がなかったです。俺は一体何をしにこの塾には行ったんだろうと思うようになったら末期状態かな。

 ・お友達紹介のチラシ配り

ほとんどの塾でやっている施策ではないでしょうか。塾生にチラシを配って、友だちを連れてきてもらって、その友達が入塾すると図書カードがもらえる、みたいなキャンペーン。私の勤めていた塾も同じ企画をやっていました、というか今もやっています。

しかし、塾生が友だちを連れてくる場合、私の経験上、この子入塾してほしくないなあ、と思う人が多かったです。考えてみれば明らかです。

塾に行ってない友達を連れてくる場合
何らかの理由で塾に行ってないわけです。自宅で某ゼミや某会の問題集を解くだけでテスト勉強ができる人に塾は必要ないです。もしくは、塾に行けるほどの学力が無い、あるいは金銭事情など考えられますが、こちらが望んでいるような生徒はまず来ません。

塾に通っている友だちを連れてくる場合
こちらが望んでいる生徒が来る、というイメージを持たれるかもしれませんが、このパターンは大抵塾を変わるかどうか迷っている人が多いです。子どもは楽な方へ転びます。私の勤めていた塾はどちらかというと緩い塾だったので、こういう子供が来た場合、十中八九、塾を変わって来てました。でも結局成績が伸びずに辞めていきます。

結局、中1の塾始めの時に親もしっかり塾情報を集めて、ここと思う塾へ通わせているんです。こちらが望んでいる生徒を指導したいと思うなら、その地域のトップ校にたくさん合格者を出している塾へ転職することです。これはここ10年くらいずーっと思っていました。まあまあ転職しようかなぁと思った理由ですね。

 ・勧誘のための工作教室など

これは完全に職務外の内容です。ホームセンターで、工作キットを買てきて、それを無料で作らせて入塾につなげる。上司はあくまでも集客の手段だから、そこから無料の講習会に引き込んで入塾につなげる!みたいに戦略を伝えてきます。極端ですが工作教室で貯金箱作って塾に入ろう!ってなりますかね。

他の塾でやっていた夏休みならではの集客で、読書感想文を書きあげよう!というイベント、というか授業でしたかね。夏期講習会を受講したら読書感想文が書けるんです!という触れ込みで集客していたようですが、どのくらいの人が受講したのか…。私の勤めていた塾もそれを真似して集客をしましたが、それを目的として受講した人は毎年3~5人くらいですかね。その後入塾する子どももいましたが、いかんせん小学生なので、他の習い事の加減で入塾にならないことが多かったように思います。別に入塾しなかった理由があるかもしれませんが…。

で、これらの準備から完成まで教室長がやっていたんです。そのためにわざわざ貯金箱作りましたよ!感想文を書くために課題図書も読みましたよ。小2~小6まで。オレ数学担当なんだけど…と思いながら。毎年夏休みが近づくと、これをやるのか否かで憂うつでした。

ここまで読んで転職を決断された方へ
もう一つ記事があります。これを読んでから転職活動を始めてください。

塾講師が転職前にたった1つ!これを身につけながら転職活動をしてほしい
今日の話は「塾をやめる前に思いとどまってください!」というような内容です。転職の後押しはしますが、今すぐ思いきれ!というわけではないです。塾で仕事をしながらやってほしいことがあるのです。そして自分の思う転職を実現してほしいと思っているのです。また、これをすることで転職をしなくてもよくなるかもしれません。

④結婚できない

そんな馬鹿な。そう思われる方も多いと思います。でも正直出会いの場が少ないのは事実です。その理由が以下の通りです。

 ・普通の仕事をしている人と生活リズムが違う

一概に結婚できない職種とも言い切れない部分がありますが、生活スタイルが世間一般とかけ離れている部分が多いのでそれなりに理解を示してくれる方でないと婚姻関係を結ぶのは難しいと考えます。

学校の先生と塾の教室長というペアリングもたまに見受けられますが、生活時間のずれから、離婚を迎える夫婦も見てきました。

 ・理解してくれるパートナーが必要

だから結婚相手は同じ職場の人間同士というペアリングが多いのだと思います。
あるあるネタを一つご紹介します。

塾講師のアルバイトとして勤務していた女子大生が、就職時期になってそのまま塾の正社員になったかと思ったら、1年以内にアルバイトで在籍していた教室の教室長と結婚した。

噂では、アルバイトの時から教室長が女子大生に手を出してつきあい始めてそのままゴールインという経緯だった。

実際に教室長も年々若い方が増えてきています。20歳代でも複数教室の運営を任されている人もいますが、結婚相手を捜している暇など無いでしょう、というくらい激務です。そんな中でこのような結婚をなさったとしても、別に咎められるようなことは無いのでは?と思うのは私だけでしょうか。

⑤研修とは名ばかり

 大規模学習塾では必ず研修が行われます。
 その研修内容が”すばらしい”とは言い難い内容なのです。

 ・授業研修

題名の通り、授業の研修会です。模擬授業を行います。
○月△日に授業研修会があるのでそれまでに授業準備をして臨むように、みたいな感じの連絡が回ってきます。テキストは研修内容によって様々で、5月に実施される研修は夏期講習内容とか、10月なら冬期講習か入試過去問といった具合です。

普段行っている授業をそのままこの研修で行うと、叱られます。説明の流れを一言一句セリフみたいにして頭に入れて授業に臨む社員もいます。そのために寝る暇も惜しんで授業の流れ組み立てている社員もいます。それだけ準備しても報われない社員もいます。

なんや!?その授業は。全く話にならん!、などといわれると

それだけで一日憂うつで仕事にも身が入りませんでした。

 ・営業研修

私が勤めていた塾では営業活動の研修もありました。具体的には来訪された保護者を如何にして入塾させるか、という話法の練習会や講習会で個別授業たくさん受講してもらうために生徒の状況をどのように伝えて単価を上げるか、というような内容です。

熱意をもって話せている、とか、声の強弱の使い分けが上手い、とか…。「今の話聞いてどうや!?入塾したいと思ったか?」と研修担当官が聞いてきます。(自分は見本見せないくせに)偉そうに振る舞います。

全体で主旨や見本を見せられた後、分科会になってそれぞれのグループでお互いに説明する人と聞く人役になって用意してきた説明を披露しお互いに気づきを言い合います。

なんかすごいじゃないか!

と思われた方は騙されています。説明会のための文面なんて前日にちょちょっと考えてきてるだけで、それを熱意をもって抑揚付けてしゃべっているだけです。こんな研修していて塾生が増えるなら逆に今頃生徒対応や保護者対応で時間が無くてこんなことしてる暇ないわ!と思いながらいつも研修受けてました。この時も毎回辞めたいなあと思っていました。

⑥年功序列

大した授業もせず、募集に関してもパッとしないような人が、研修の時にや会議の時に偉そうにふんぞり返っているのもこの業界の特徴です。

・パワハラなんて当たりまえ

昭和堅気の人が多いので古い時代の生徒指導を現在も続けておられる年配の先生方が多い業界です。平均年齢も50歳に限りなく近いと思います。逆に個別指導塾は、若返りが進んでおり平成生まれの教室長も多々現れています。

研修では平気で「ポンコツな授業しやがって!」とか、営業研修では「そんな喋りで誰が入塾するんや!?」とか。同僚と一緒に研修の反省会でもしようものなら「他の教室の奴らと会社以外でつるむな!」とか、これ以上書き綴ったら嗚咽しそうなのでもうやめます。

まあ、とにかく古い考え方の講師がいる塾に入社してのが運の尽きでした。私が軸をやめた理由はパワハラですけどね。

⑦突然の業態変化や教室閉鎖がある

塾は部屋を借りて経営しています。人数が集まらないと赤字が続きます。赤字が続く店舗を何か月も抱えるほど企業に余裕はありません。

・教室閉鎖は突然現れる

5年くらい赤字が続いている教室に赴任させられたことがありました。私が赴任したからと言って塾生数が増えるわけもなく。挙句、12月くらいでしたか、上司に個別に呼び出されて教室の閉鎖を告げられました。

それからすぐに閉鎖の連絡をしていくのかと思いきや、受験生もいるので年明けから動くようにと言われ、それ以降は何をするも手につかず。だって目の前で生徒は一生懸命勉強しているのに自分だけがこの教室の閉鎖を知っている。その一生懸命の姿を見ると悔しいというか悲しいというか…。

さらに年が明けてから保護者にその話をする際にずっと頭を下げっぱなし。頭を下げることが辛かったのではなく、生徒に対して申し訳が立たないという悲しさで辛かったです。この時は本当に辞めようと思いましたが、同僚の引き留めで思いとどまりました。

⑧弱小塾は保護者の要求がきつい

なぜ地域TOP塾に入塾しなかったのかを考えるとこの答えはすぐ見つかります。

 ・他の習い事が優先

地域の野球チームに所属している、あるいは、Jリーグの下部組織(ユース)に所属している、など、勉強以外の習い事が優先する子どもの場合、塾探しは、練習のない日に授業をやってくれるかどうかが問題です。うちは授業大丈夫ですよと言おうものなら地獄の始まります。その時は本当に先生もいて大丈夫かもしれませんが、学生アルバイトの先生をあてがった場合、前期と後期で履修内容が変わり、それによって塾に勤務できる曜日が変わったりします。仮にうまい具合に前期も後期も乗り切れたとしても、次年度は果たしてどうなるのやら…。そんなことを考えても今はどうしようもないのですが、先々に不安要素が満載だと安心して眠れず不眠症になる日々を送ったこともありました。ノイローゼになりそうになったことも事実あります。胃に穴も開きました。運よく健康診断で診断してもらい治療して完治しましたが、放置していたら今頃こうやってブログなんか書けていなかっただろうと思います。

 ・提出物の管理を塾に任せる

テストで点数上げます!
通知表の点数を上げます!

上の文言は塾でお手の物ですが、下の文言を達成するには、学校の提出物の面倒まで見ないと点数上がりません。仮にテスト100点だとしても提出物が期日通りに出せていなかったら通知表の点は、頑張っても5段階の3です。4にはなりません。保護者もそれを知っています。だからテストが近づいてくると、提出物の進捗状況の点検をしてほしいという電話がかかってきます。声掛けくらいならしますが、どの科目、どこまで進んでいて、それをいつ提出するのか、まで面倒みられるものか?私はエクセルでリストを作って、提出物の進捗状況を調べるために、学校の問題集を持って来させて、チェックしていました。結構手間かかります。なにせ、提出物を持ってこさせるわけですから、忘れたら、次持ってこい!と言って帰宅させるわけです。でも次も忘れた。もうええわ…ってなってしまうようなことばかりおきます。それだけやってるなら追及できますが、他の授業準備もある、教室運営業務もある、募集業務もある…その中でのチェックですから「頼むから言うとおりにしてくれ!」って叫びたくなることも多々ありました。

 ・成績不振を理由に契約以上のことを求める

皆様の塾では、生徒が欠席した場合どのようにされていますか?私が勤めていた塾は、欠席した日から1週間以内であれば振り替え授業を行うと規定をしていました。しかも先生は選べないという条件付きです。いまやこんなのは当たり前ですが、20年ほど前なら休んだ側が悪い、という扱いで、たま休んだ分の授業をやってくれ、って電話がかかって来てましたが、上司はうまく丸め込んで授業はせずに、要点だけ20分ほど話して終わるという対応をしていました。

いまや振り替え授業は当たり前ですが、それ以上のことを要求する保護者も出てきています。点数アップ補償などしていないのに、前回の定期テストで合計点が50点も下がったので補習してほしいという電話。野球の練習がいつもならないのに監督の都合で今日だけ練習が入ったので別の日に授業してほしいという電話。授業曜日をそちらの都合で別曜日に振り替えたのにその日の授業を忘れていて挙句別の日に変えてほしいという電話。今のままだと志望校に合格できるかどうかわからないので何とかしてほしいという電話。

書いているだけで嘔吐しそうになったのでもう終わります。こんな感じで弱小塾は保護者から要求されたらその要望に応えなければ経営が成り立たないのです。これを断れば生徒数は増えない、閉鎖が待っている。そう思うと安心して眠れないです。

 ・特定の講師を勝手に指名する

皆さんの塾ではこういう事例は無いですか?「○○先生でないとうちの子は実力を発揮できないんです!」ってこと。かつてこのような保護者の申し出を受け入れてしまったことで、私はノイローゼになりました。

講習期間になると授業の予定を作るときにA先生の予定と合わせながらこの生徒の授業を作らないといけません。A先生も学生ですから7月初旬まで予定がはっきりしません。そうこうしてA先生の予定がわかったとしても今度は生徒の予定がコロコロ変わってその都度授業変えてもらえますか、という電話が。

「A先生の都合を聞いたら○日の15時からなら大丈夫と聞いたので…」
「えっ!?それ誰から聞いたんですか?」
「A先生に直接電話して聞きました。」
「・・・そうですか・・・」

もうこうなるとA先生のストーカーですよ。
結局A先生はやめてしまい、その数か月後にその生徒も辞めてしまいました。この後、A先生が担当していた生徒を他の先生に割り振るのが難航したことは今でも思い出すだけで吐き気がします。

⑨弱小塾に集まる生徒レベルは低い

100%のことではないのですが、地域のナンバー1塾に行けなかった生徒や、もともと成績の良くない生徒が弱小塾にやってきます。特徴は以下の通りです。

 ・地域ナンバー1塾に入塾できなかった

「A塾で勉強している人はテストの点数がいい」
なんて話をしていませんか?
「A塾の友だちにテストの点数で勝った!」
という話も聞いたことありませんか?
結局A塾と戦っているんです、生徒たちは。私はそのつもりはないんですが…。A塾に通っている生徒にしてみれば
「負け犬の遠吠え」
くらいの感じで聞いているのかもしれません。まぁ、これが持続してくれたらテストの点数も伸びるんでしょうが、いかんせん持続性が無い。テストが終わって成績が帰ってきたら糸の切れた凧の如くフワフワして、なんか気持ちが入っていないというのがこのレベルの生徒の特長といったところでしょうか。

 ・類は友を呼ぶ

もともと入塾してくる生徒のレベルが低いのに、その友達となると、あまり期待は出来ません。100%そうだとは言いませんが、今いる塾生よりも学力レベルで低い生徒を呼んできます。理由は先で書いていますが、学力レベルの高い生徒は地域ナンバー1塾へ通っているし、塾に行ってない生徒は、某ゼミなどを家庭学習でやっているのです。その状況下で何もしていない生徒となると残ったのがこのレベル層の子どもたちとなるのは必然でしょう。

入塾させると後々苦労するタイプの生徒かどうかの判断くらいつきますよね。この生徒を入塾させたら他の生徒から苦情が来るかもしれない。そんな生徒は地域ナンバー1塾にはまずいないでしょう。弱小塾には居るんです。これも安心して眠れなくなる原因でしたね。

 ・厳しく指導するとやめてしまう

元々勉強に対して強い向上心が無いわけですから、厳しいことを言うとそれが原因で塾をやめてしまいます。生徒指導も難しいです。地域ナンバー1のクラス型指導塾なら、皆が当たり前にやっていることを一人だけやってなかったとしたら厳しく叱責されるでしょう。でも弱小塾だとやってないことがまかり通る環境になっているのです。やってないことを正当化してきます。もうこうなると「好きにしたら?」と思うしかないです。結局練習もしないわけですから成果も出ません。保護者からなぜ成果が出ないのかと聞かれても練習しないからとはっきり言えない。その練習をさせるために塾に入れてるのに!!!となるからですね。こういう生徒の保護者と懇談する前の日は本当に憂うつでした。

⑩法令違反が常態化

法令違反と言っても親告罪がほとんどなので、知らないうちに罪を犯しているという場合があります。入社の時に研修を受けているとはいえ、どうなると著作権違反なのかをきちんと説明できる人は労務関係の人でも難しいのではないかと思います。ご自分で勉強するとしても数ある法令集と判例を調べるのは苦労します。先輩講師がやっているから大丈夫と思わない方がいいと思うことを書きます。

 著作権法違反

塾で一番多いのがこれです。
事例を見てみましょう。

 ・市販テキストのコピー

普段は塾から渡されている教材で指導をしますが、テストの前になると練習させる問題数が少ないのでつい他の問題集をコピーしてプリントとして渡してしまう光景を見ると思います。これは完全に著作権法違反です。たまに、生徒の持っている問題集をコピーしても違反にならない、という人もいますが、コピーしている時点で違反です。ただ、教材会社には損失が発生しない行為なので最悪罪には問われない、みたいな記事を読んだこともあるのですが、詳しく知らないことには手を出さないことです。とにかく自社オリジナルテキストであっても違反の可能性があるので、なんでもかんでもコピーはやめておくべきです。

 ・学校の定期テストのコピー

これもあるあるですよね。定期テストが終わるとテストの問題を持ってきてもらってそれをコピーする。この時点でアウト!著作物をコピーする時点でアウトなんです。そのコピーしたものを過去問として配布するのは完全に行政指導もんです。

私の元同僚はこれを知っていて、卒業した生徒からテスト問題を回収してましたが、きちんと残している生徒はほとんどいませんでした。それでも無いよりはまし、と言ってある分だけでも回収してましたし、中1の塾生からテスト問題はファイルに閉じて直しが出来る状態にしましょう!と言って残させるように仕向けていました。すごいなあ、と思って見てました。

 ・教科書の本文引用

国語の話か?と思われるかもしれませんが、国語にしろ、英語にしろ、社会にしろ、文章をそのまま引用すれば違反です。よく文章をWordで手打ちすれば違反にならない、という人がいますが、一言一句間違わず写せばコピーと同じなので違反です。数学の問題で例えば2+3というような問題に著作権は無いですが、①~⑩まで某問題集の問題と全く一緒、となると違反になります。

何も見ずにオリジナルの問題を作るとしても、いろいろな問題をいろいろな問題集で見てきているので、似たような出題になる可能性もあります。教材会社でもない限り自作でプリントを作るというのは難しいことかもしれませんね。そう言いながら私は数学のプリントを作っていますが、問題のチョイスは私オリジナルですので逆にそのプリントを勝手に販売されたら違反を申し立てるつもりです。

 ・入試問題の流用

これもあるあるなのですが、かつて私がやらかした事例から紹介します。それは、大阪の入試問題のB問題に対応した計算練習プリントを作りました。大問1の問題のことなのですが、問題こそ違えど、平成○○年のB問題の大問1と同じ問題の並びで計算プリントを作ったのが、コピーと判定されてしまいました。問題の構成にも著作権があるというのをその時に知りました。そのあとで、大体大問1にはこんな問題が出題されているよな、という問題プリントを作りましたが、完コピではなかったのでアウトとは判定されませんでしたが、限りなく黒に近いグレーと言われました。まねることも違法なんですね。

【塾講師の副業応援】先生!ごめん!出品する前にこれだけは押さえときましょ!
なんでもかんでも作って売ればいい、というものではないんですよ、世の中は。「著作権」「肖像権」などの権利に守られているんです。教科書の英単語テストをエクセルで作ったからそれを売るよ!それ著作権違反ですから…残念。という場面が多々出てきます。だったらな~んも売れね~じゃね~か!って思いますよね。実は著作権をかわして物を売る方法があるんです!

 労働基準法違反

これも昔はまかり通っていたことが、今は完全アウトで内部告発でもされようもんなら即営業停止を食らうようなことまで盛りだくさん。とにかく塾がブラックと言われているのがこの部分でしょう。

 ・終業後の質問対応

例えば21時50分に授業が終わりました。22時までに退室の打刻を行って帰宅準備をしていたら生徒が質問を持ってきました。時刻を見ると22時を回っていました。2~3分のことだろうと思って聞き始めると、学校の問題集でわからないところを全部付箋を貼って持ってきていました。明日問題集を提出するのだがわからないところを全部聞きたいという。

この時に、答えを見ながら写して今回は提出して、テスト前にもう一回やり方も確認しようと言えるか、しゃーねーなーと言ってつきあうか。あなたはどっちでしょうか。弱小塾に勤めていた私は、しゃーねーなーの方でした。結局すべての質問を受けていると長い時では23時くらいになることもありました。

弱小だからゆえに「夜遅くまで面倒見てくれて熱心」、というのを保護者にアピールしたかったんです。でもこれがきっかけで授業後に質問したら答えてくれるというのがまかり通るようになり、自分で自分の首を絞めることとなったのです。

転勤で教室を移動になった時に、それまでの先生は22時を回っても質問を受けてくれたのに、今度の先生は質問を受けてくれない、となるとサービスの質低下です。もうこうなってくると何が正しいことなのかわからなくなりました。ノイローゼになる原因でしたね。

 ・深夜料金の未払い

先ほどの質問の例や、22時以降に保護者との懇談会を希望される場合、当然ですが22時を回っているので深夜料金が発生します。会社は22時以降の業務は無い、と言い切っているので、22時以降に保護者懇談会があるなどというと、上司は別の日か電話で片付けられないのか?と言ってきます。そうしないと深夜料金の残業申請をしなければならないからです。実はこのようなことは頻繁ではないのですが、年に2~3度ありました。先方のご都合も考えるとこれがベストと思える判断をしたと今でも私は思っています。しかし、法律は別問題です。

結果として22時以降に懇談をした事実は残りませんでした。翌日の業務を1時間早く始めたからという残業申請をすることで収まっていました。これも完全に労基違反ですね。

 ・事後報告の残業申請は別の日に調整

先ほどの保護者の懇談もしかりですが、塾を運営していると、突然イレギュラーが発生します。ワンオペの教室運営だと、問題が起きた場合、授業の合間で処理できなければどうしても夜になります。授業後に上司にその旨連絡をして、その日中に処理をしようとすると22時を超えます。

こういう場合も私は別の日に残業したことにするよう指導されました。どうしても深夜料金を発生させたくないみたいでした。私が退職した翌年から勤めていた塾は最終の授業終わりが21時30分に変わっていましたが、授業後に質問を受けても22時で帰宅させるのが目的なのでしょうか。胃とはわかりませんが、このように変わっていました。

【103万円の壁】塾講師・アルバイト 共に知っておくべき賃金の話。
以前勤めていた塾で、若い教室責任者がこの103万円の壁を知ってか知らでか…、人気のある講師をどんどん働かせて、11月支給の給料で103万円を超えてしまうという現実に直面し、無理くり指導コマを減らして103万円の壁を守ろうとした結果、受講生の保護者から苦情が殺到し、その対応に私も駆り出されたことを思い出し、これは覚書程度でも書いとくべきと思って筆を執りました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。まだ塾業界で頑張ろうと思われましたか?たわけたことを書きやがって!とお怒りになられましたか?ここに列挙した事例を転職しようと思いような材料だと思わない人もいらっしゃるのは事実です。否定はしません。しかし、体調不良になる前に、あなたの「命を守るため」に私は書いたつもりです。転職を踏み切る材料になれば幸いです。ではもう一度項目をまとめます。

①拘束時間が長い
②土日出勤が当たり前
③塾生勧誘活動が多い
④結婚できない
⑤研修とは名ばかり
⑥年功序列
⑦突然の業態変化や教室閉鎖がある
⑧弱小塾は保護者の要求がきつい
⑨弱小塾に集まる生徒レベルは低い
⑩法令違反が常態化

ブラックと言われるゆえんがこの辺りにしっかり潜んでいるのです。ただ!これも知っておいてください。

塾の講師の転職は塾しかない

というのが現実です。
理由として

①スキルが無い
 授業スキルなど一般企業には何の必要性も無いです。
②経営感覚が乏しい
 生徒のために赤字覚悟で法令違反をするような集団です。
③教育者感覚が抜けない
 年功序列でやってきているので先輩であっても年下は見下す。

などがあります。それを払拭して新たな分野にチャレンジするなら、「プログラミング」です。理由はまた別のブログで書きますのでひとまずはここで終了します。

長文でしたが最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。

塾講師が別の塾へ転職したがる理由はたった1つ!
塾講師の皆さん、今いる塾と別の塾へ転職したいと思ったことないですか?私は何度もあります。何度もあったので3度も転職しました。3度塾から塾への転職を繰り返して、なぜ塾講師が別の塾へ転職したいと考えるのかの本質を見抜きました。その本質を理解した上で是非転職活動のお力添えが出来たらと思って筆を執りました。
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